特殊な能力の発生
バイオフィルム内の細菌は、自由に動き回る単体の細菌とは異なり、限られた栄養、他菌種との共同生活といった環境下にあるため、蛋白質(たんぱくしつ)を作り、遺伝子発現が起こる等、単体の細菌では見られない特性を持つようになります。
免疫に対しての抵抗力の獲得
バイオフィルム内の細菌はフィルム(細胞外マトリックス)で覆われているため、抗体やさまざまな免疫細胞や抗菌物質に対して抵抗性を示します。
抗生物質に対しての抵抗力の向上
抗生物質の特徴は、細菌が活発に分裂しているときに効果を発揮し、菌の増殖を抑えることです。
しかし、バイオフィルムの中の細菌は、単体の細菌に比べ、代謝活性が非常にゆっくりしているため、抗生物質が効きにくいのです。