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バイオフィルムと歯周病②~バイオフィルムの発生から増殖まで

液体の中の細菌が固体に付着し、バイオフィルムを形成し、増殖していく過程(プロセス)を見てみましょう


  1. 液体の中で浮遊している細菌が固体に付着します。
  2. 細菌はネバネバした物質を分泌して、とても小さなかたまりを作ります。
    これを、【マイクロコロニー=小さな集団】と呼びます。
  3. 同じコロニーの中で、数種類の細菌が共存・共生を始めます。
  4. コロニーは増殖して、バイオフィルムに成長していきます。
  5. バイオフィルムは、だんだんとマッシュルームのような形に成長し、その中に「水のチャネル=水路」が造られます。
  6. 作られた水路を通じて、異なる細菌同士が栄養分を交換したり、老廃物を取り去っていきます。
  7. バイオフィルム内では、ある細菌の老廃物が、他の細菌の栄養になるなど、限られた栄養の環境下で、リサイクルが行われ、色々な細菌が効率良く生活をしていきます。
  8. 成長したバイオフィルムからは、外に向って細菌が放出されます。
  9. 外に出た細菌は、上記の過程を繰り返し、新しいバイオフィルムを作ります。

バイオフィルム(biofilm)の成長プロセス
バイオフィルムは、だんだんとマッシュルームのような形に成長し、その中に「水のチャネル=水路」が造られます。

つまり、バイオフィルムの中には、種類の異なる細菌のかたまりが存在し、お互いが補い合い、それぞれの細菌に適した環境が、微妙なバランスで共存しているのです。

言い換えれば、バイオフィルム内に、「水のインフラ」が造られ、循環し、成長に必要な栄養分を供給しあい、外界と繋がり、仲間を放出し、自分たちの領土を広げていくわけです。