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歯槽骨の吸収(しそうこつのきゅうしゅう)

歯槽骨の骨吸収とは

歯槽骨の骨吸収とは、わかりやすく言うと、歯の周りの骨が溶けていく症状のことです。
ただし、骨吸収は病気とは限りません。

歯槽骨の骨吸収が起こる場合

  1. 歯周病になってしまった時
  2. 歯の矯正治療をする時
  3. 歯のかみ合わせや歯ぎしりがきつい時

歯周病と歯槽骨吸収

重い歯周病になると、結果として骨が拒否反応を起こし、溶けていってしまいます。
歯周病のケースでの骨吸収は、細菌感染によるものなので、骨が溶けると同時に、歯肉と歯根を繋ぐ繊維質の細胞が無くなってしまいます。

歯周病により、歯が溶けてしまうと、多くの場合、歯の再生は期待できません。

歯の矯正治療をする時

矯正治療は、様々な技術を使って歯を動かします。
ですから、歯と歯の間に、適度な空間がないと、歯の位置は移動しません。
そこで、適度な圧力を加えることにより、歯骨吸収を誘発するのです。
治療が終わり、矯正のための圧力が無くなれば、周りの部分の骨は再生を始めます。

ただし、あまりに過度な圧力をかけてしまうと、骨吸収が起こる前に、歯根自体の吸収が起こってしまうこともあります。

歯のかみ合わせや歯ぎしりがきつい時

歯のかみ合わせや歯ぎしりがきつい時かみ合わせがキツイ時や、歯ぎしりがキツイ時などに、骨吸収が見られることがあります。

矯正治療時に圧力をかける時に状況が似ていますが、この場合は自分でかむ度に圧力をかけてしまっているので、延々と圧力はかかったままなのが、矯正治療時の歯槽骨吸収との違いです。

どちらも、細菌感染が原因ではないので、細胞がそのまま現存していることも多く、骨が再生する条件が整っている場合が多くあります。

歯周病が原因の時は骨が完全には復活しないのに、矯正治療時などには骨が復活するというのは、このような理由です。



つまり、
歯槽骨の中の細胞が、菌によって破壊されていたら、その部分の歯槽骨は再生出来ません。
歯槽骨の中に、再生するだけの元気な細胞があれば、時間は掛かりますが再生は可能です。

結局のところ、歯槽骨の状態が、どれだけ健康な状態かどうかで、再生出来るか否かが決まります。